考えごとも、話し合いも、紙一枚で。
仕事で直面する多くの状況で使えて、
会議や話し合いの現場に持ち込めるほどシンプルで、
次の一歩を見い出すまで考え切れる。
Solvent の4マス原則は「考える仕事のサバイバルナイフ」です。
Solvent の適用領域
問題解決
現状についての問題意識を、めざす状態(目標)との差異と捉えて具体化する。差異の原因を推察し、問題構造を把握する。効果的な課題を設定し、解決策を実行する。Solvent は俯瞰的な問題解決のストーリーを作ります。
ファシリテーション
ファシリテーションは、会話を通じた問題解決支援と位置付けられます。リアルタイムでの論点整理と共有は難易度が高いため、4マスの汎用的な論点マップが役に立ちます。
コーチング
コーチング原則の一つである GROW モデルを見ると、多くの論点が問題解決の流れに乗っています。4つのマスを埋めながら相手の話を理解することで、次に何を聞くか・何を言わないかといった選択がスムーズに行えます。
セールス
複雑な商品のセールスは、顧客の問題を深く理解することから始まります。Solvent は提供する商品が顧客の問題解決のために最善の解決策であるといえるか、俯瞰的な視点でチェックをしながら商談を進めるのに役立ちます。
実行計画
未来に望む結果に向けて実行する行動の計画を立てる。Solvent 原則でこの行為を見直すことで、実行計画を「未来に先回りした問題解決」に変えることができます。
戦略思考
「戦略的に考える」とはどういうことなのか。何が核なのか。それを支えるスキルは何か。Solvent 原則に乗せて理解することで、日々の仕事を一歩戦略的にすることができます。
枠の外に出る
「枠の外に出る」思考は、逆説的ながら「枠の中で考え尽くす」作業の果てに現れます。Solvent の汎用的な論点の枠組みで考えることにより、もっと高い目的、もっと深い原因といった思考を促すことができます。
デザイン思考
デザイン思考の原則も、Solvent の枠組みに乗せることで、普段の仕事の進め方とどこが違うのか、どこは同じなのかがはっきりと見えてきます。
理念経営
経営者が問題を分析して設定した課題は、細分化された問題として担当者に卸されます。Solvent の枠組みを組織で共有することによって、それぞれの問題がどう関係して組織としての目的につながっていくのかを理解することができます。
解決フォーカス
解決フォーカス(ソリューション・フォーカスト・アプローチ)では、問題の原因を追究しません。Solventの4マスをイメージしながら会話を進めることで、相手に考えてもらうべきこととそうでないことの識別を明確にできます。
Solvent を身につける
Solvent はシンプルな原則なので、このページを目次とする一連の文書に目を通していただければ概要はご理解いただけると思います。
弊社では、基礎をなす問題解決について半日のトレーニングセッションを2~3回に分けて提供しています。そのうえで、ニーズに応じたトレーニングセッションをお客様と一緒に考えて提供しています。